忘れ難き日々　～おもひで～

小学校２年生の時、鼻毛が出ていた同級生に、「ハナゲ」ってあだ名をつけた。可哀想に、中学卒業するまで、「ハナゲ」って呼ばれていた。あっ、中学の時は、「ハナゲマン」に出世していた。ハナゲマンは、よくいじめられていたけど、僕達の仲間の一人でいつも一緒に遊んでいた。昔もいじめられるやつはたくさんいたけど、彼らは決して孤立していなかったように思う。いじめるやつも、いじめられるやつも、みんな仲間だった。